5月30日(金)14時より、令和7年度 布教師会総会・研修会(春季)が開催されました。
総会では、令和6年度事業・決算報告、令和7年度事業計画・予算について審議され、それぞれご承認頂きました。
また研修会では「持続可能な寺院と檀信徒の在り方」についてディスカッションが行われ、若手宗侶を中心にそれぞれ意見交換を行いました。
主な意見は以下の通りです。
- 檀信徒との関係構築には、日頃からの距離感やコミュニケーションが大切であり、特に「顔を合わせること」が信頼関係の構築につながるとの意見がありました。
- 地域の檀信徒と交流を深めるため、「禅の集い」や団体参拝(団参)などの活動を行っているとの報告がありましたが、特に団参については参加者の増加が課題であるとの声も聞かれました。
- 行事の告知や広報にあたっては、SNSの活用が有効であるとされました。一方で、宗教色が前面に出すぎると読まれにくくなる傾向があるため、伝え方や表現方法に工夫が必要であるとの指摘もありました。
今回の研修会での意見交換を通じ、寺院活動の今後の方向性や、現代社会における檀信徒との関わり方について、参加者それぞれが改めて考える機会となりました。
当日の研修内容を試験的にAIによる音声変換(ラジオ風)をしてみました。
ぜひお聞きいただき、ご意見・ご感想などお寄せください。
