今年度の寺族研修会は9月14日(木)・15日(金)、一泊二日の日程で移動研修として東北方面に行ってまいりました。
はじめに、東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被災者やそのご家族にも心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
本年は東日本大震災被災物故者十三回忌の年に当たり、当宗務所寺族研修会にて「被災地に心を寄せる」をテーマに現地を訪れ、記録にある当時の様子、未だ残る津波の爪痕、現在の復興した様子を目の当たりにしました。
一日目はみやぎ東日本大震災津波伝承館を訪れ、映像資料や展示のパネルをスタッフの方に解説していただきながら見学しました。また寺族研修会場として宮城県石巻市洞源院様に上山し、開講式と東日本大震災被災物故者十三回忌法要を厳修し、洞源院住職小野崎秀通老師、寺族美紀様による震災当時の様子や心の想いを語っていただきました。
二日目は語り部の方にバスに乗ってもらい被災地を案内していただきました。その後、石巻市震災遺構大川小学校を訪れ、震災被災物故者法要を厳修しました。
今回の研修会を通して、震災を忘れず、今を生き、未来に伝えていくことを心に刻み、私たちに出来ること「寄り添う」を実践することを誓うものでした。
講義:「命の尊さに目覚める」
講師:洞源院 住職 小野崎秀通老師、寺族美紀様
集合写真:洞源院様本堂にて
震災遺構大川小学校にて
東日本大震災被災物故者十三回忌法要の様子
今回は役職員含め26名での研修会でした。多くの方にご参加いただきありがとうございました。